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2019-09

フィッシャー症候群・入院生活① - 2018.01.31 Wed

2017年7月11日から8月1日までの3週間、ミラーフィッシャー症候群のため、
総合病院の神経内科に入院しました。
入院初日については「救急外来受診」の記事に書いたため、
その後の入院生活について、1週間ごとに3つの記事に分けて、
検査や症状、治療について書いていこうと思います。

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7月12日~17日。

7月12日と13日の2日間、造影MRIと神経伝導速度の検査を行いました。
MRIは通常の検査に加え、静脈から造影剤を入れて撮影するもので、
12日に頭部、13日に頸椎と胸椎の検査をしました。
耳栓をしていてもガンガンという金属音が響き、元気なときでも不快なMRIですが、
造影MRIは時間も長く、不調な体にはさらに過酷な検査となりました。
「どうしても我慢できなくなったら握って」と渡されたブザー、
初日は耐えられたものの、2日目はどうしようもなく気分が悪くなり、使いました。
が、その頃の私は握力も落ち、握る感触も分からなくなっていたため、
ブザーが押せていたのかどうかは、謎です(なかなか終わらなかったし)。

神経伝導速度の検査は、手足の数ヶ所を電気で刺激して神経の伝わり方を調べるもの。
徐々に電気の強さが強くなったり、同じ場所を何度も何度も何度も刺激されます。
静電気の思いきり強いバージョン・・・かな。痛いです。
ちょっと記憶が曖昧だけど、この検査も12日、13日の2日間行ったと思います。

体調は、入院2日目には前日よりも格段に悪化していました。
体を起こすと吐き気が強く、吐いてばかり。当然食事もとれません。
物が二重に見える複視も強く、人の顔を判断することも難しい状態。
光が眩しく感じられ、部屋の電気は暗く、カーテンは閉めてもらっていました。
手の痺れは上肢や体、足まで広がり、物を触る感覚が分からなくなりました。
ふらふらする失調もひどくなり、自分の思い通りに体を動かせなくなるとともに、
力も入らなくなり、歩くことはもちろん、自力で体を起こすこともできなくなりました。
12日の朝はなんとか扱えていたスマホが夕方には難しくなり、
翌日からは指がうまく動かず、ロック画面すら開けなくなっていました。

頭部の造影MRI検査で多発性硬化症の所見がなかったこと、症状が急速に進んだことから、
フィッシャー症候群の疑いが強く、12日の夕方から治療が始まりました。
治療法は、免疫グロブリン大量療法。
1瓶100mlの製剤を4本×5日間(7月12日~16日)、何時間もかけて点滴で入れていきました。
14年前に発症したときにも同じ治療をしていたので、グロブリンは既に経験済み。
前回、副作用で吐き気がひどかったため、今回は頻繁にトイレに行かなくて済むよう、
あらかじめ導尿カテーテルをお願いしました。
いざグロブリンの投与が始まると、やっぱり吐き気や頭痛に襲われて、
点滴速度を遅くしてもらったり、頭痛薬や吐き気止めを処方してもらいました。

正確な日は覚えていないけど、入院して少しして、喉にも異変が起きました。
飲み込みがうまくできなくなり、むせたり鼻に逆流するようになりました。
痰も自力で出せず、何度か吸引してもらいましたが、あれは本当に辛かった。。
誤嚥防止のため、ベッドの角度は30度以上を保つように先生から指示が出ました。
飲み込みに続き、構音障害でうまく言葉が話せなくなりました。
空気が鼻から抜けてしまったり、のどちんこの動きが悪い(?)ため、
発音がうまくできず、話をしても聞き取ってもらうのが難しくなりました。

飲み込みがうまくできなくなったことにより、いよいよ食事も難しくなったので、
腕から心臓の近くの静脈に「中心静脈カテーテル」が挿入されました。
先生が処置をした後、レントゲンで位置をチェックして完了。
これにより高カロリーの輸液を行えるようになり、食事=点滴の生活になりました。
中心静脈カテーテルが入っている2週間弱の間、毎日数回、血糖値のチェックがありました。

入院の翌日くらいから、リハビリの先生方が毎日体のチェックに訪れました。
最初は理学療法士、作業療法士だけでしたが、飲み込みがうまくできなくなって、
言語療法士の先生も来てくれるようになりました。
リハビリについては、入院中と退院後の2つの記事にまとめようと思っています。

フィッシャー症候群で入院した最初の一週間は、私にとって最も辛い時期でした。
体には点滴、中心静脈カテーテル、導尿カテーテル、心電図、指先の酸素測定器をつけ、
一人では何もできず、薄暗い部屋でひたすら寝ている日々。
日中寝ているのでだんだん夜に眠れなくなり、テレビをつけるようになったものの、
複視がひどくて画面は見れなかったし、指先の感覚が分からず、体も起こせないので、
リモコンを見失うことも何度もありました(たいていは手の届くところにありましたが)。
目やにが出ることも多かったので、先生がヒアレインの目薬を処方してくださいましたが、
それももちろん自分ではさせず、全てにおいて人の助けが必要でした。

入院7日目に、やたら広くて高額な個室からナースステーション近くの個室に移りました。
前日にグロブリンの投与も終わったので、ようやく体を起こせるようになるかも・・・と思い、
部屋にポータブルトイレを置いてもらいました(結局一度も使いませんでしたが)。
その日から退院まで、この個室が私の生活の場になりました。

リキは動物病院に、1歳半の息子は実家に預け、夫は遠方で単身赴任。
家族がバラバラになってしまい、一日も早く元気になることだけを願う日々でした。


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15歳の柴犬リキとの日常、犬との暮らしについて、ゆる~く更新していきます。2015年12月に生まれた長男と、実家のガングロ猫のナナコも時々登場。

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